2014年01月01日

○○年の作曲家、指揮者

毎度のことながら、年が変わりますとやっておりますのがこのエントリなんですが、ヴェルディ、ヴァーグナーと大物が並んだ2013年とは違い、2014年は作曲家関連であまりキリのいい人がいないのであります。主なところではR.シュトラウスの生誕150年、ぐらいでしょうか。でもちょっと中途半端ですね。



一方、指揮者ではざっと見ただけで生誕100年がフリッチャイ、コンドラーシン、クーベリック、ジュリーニ、A.ヤンソンスなどと目白押し、そしてモントゥー、M.パシャエフといったところが没後50年です。何か企画ものが出て来そうな雰囲気ありますよね。



Cdcover_uccg3960当ブログでも一度は採り上げたことのある指揮者が並んでおりますが、ここではまず、クーベリックがDGに非常に多くの録音を残していた1970年前後のもの。比較的最近国内盤で恋歌発売されていたシリーズものの一つです(今は中古でないと入手難かも知れません)。



クーベリックと言えば、「わが祖国」の正規録音だけで6種類(そのうちのいくつかは当ブログでエントリ済み)、やはりスメタナの国の人なのでありますが、←こちらはスメタナの「それ以外の」交響詩を集めた録音。彼の最後の作品となった「プラハの謝肉祭」も収められています。手兵を率いた演奏はどれも音に伸びがあり、迫力と歌のバランスがよく取れています。作品に対する深い愛着が込められた演奏。個人的には、「ハーコン・ヤルル」が良いと思います。



追加で収められているのは、作品の数は決して少なくないながら余り録音が知られていないクーベリック自身の作品。ここに入っている弦楽のための作品は、シンフォニエッタ風の4楽章作品で、彼がロンドンにいた頃の50年代に作曲されたもの。特段前衛的なところはなく、ただリズムの使い方がバルトーク辺りともちょっと異なり、結構独特な世界を持っています。小編成の弦楽合奏にも緊張感がみなぎり、なかなかの好演です。





[参照ディスク]

スメタナ:交響詩「リチャード3世」、「ヴァレンシュタインの陣営」、「ハーコン・ヤルル」、プラハの謝肉祭、クーベリック:弦楽のための4つのフォルム

クーベリック指揮 バイエルン放送響、イングランド室内管

DG: UCCG-3960 (1971、69年録音)







posted by BBR at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | CDいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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