2015年04月27日

[ラオスのベタな休日]Vientiane Centerが停電なしでも明るさが大きく変わらなかった件

Vc01さて、先日は激しい雷雨の直後に通りがかった様子をエントリしていたVientiane Center。あの様子が通常モードみたいなもんだと勘違いされては申し訳ないかな、ということで、ちゃんと普通の休日にもう一度確認しておこうと思った次第であります。


ここにたどり着かれる方はご存じでしょうが、Vientiane Center(ビエンチャンセンター)は、タラートサオのターミナルから、ローカル屋台、市場のごちゃごちゃと賑やかなエリアを東に抜けていったところにあります。ビルの西側に立体駐車場の入口があるはずなんですが、そこに入っていく車は見られず、ビル前の路駐がほぼビル幅いっぱいに収まっている状況。どうやらタイ側のCentral Plazaも意識しているっぽいかな、とも見える形のビルの前、ちょっと違うのは、オープン1ヶ月弱のショッピングビルにしてはその前のこれだけ広いスペースがガラーンとしていて、イベントも何も用意されている風には見えないところですね。


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Vc03えー、わざと悪意のあるエントリを書くために開店直後の人の少ない状況を選んでやって来た、と思われると困りますので敢えて申しますが(笑)、これらの写真は本来であればお客さんがどんどん来ていないといけない日曜日の昼前であります。ちょっと西のタラートサオ周辺にはいつもの日曜日と同様多くの人々が集まっているのであります。しかししかしこの状況。入口を行き来する人もまばらですし、エスカレータに乗っても同時に乗っている人がせいぜい1人という状態です。


まだ本格営業の時間には若干早いとは言え、フードコートにも人はまばら。そもそも開いている店(内容的にはタラートサオの3階とよう似たもんです)が少ないですし。


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Vc05さらに建物内を歩いていて誰でも気づくのは、停電じゃないのに館内が非常に暗いということです。3階にある子どもの遊びスペースには親子連れが結構いたのですが、内部に電気がついていなくてほぼ真っ暗。中央部は吹き抜けの天井から採光されているのでまだいいのですが、特に両サイド。1階から3階に並んでいるブランド系を含むショップも電気がほとんどついていなくて営業しているのかどうなのかわからない状態。スタッフも買い物をするためにここを通る人がほとんどいないせいか、資生堂のコーナーを含めてほぼ全員所在なげな感じで、これって普通のショッピングセンターなら1週間で閉鎖だな、と思うような状況であります。売り上げがないのでとりあえずオペレーションコストだけは思いっきり下げてみました、みたいな。


1階の奥の方では、Pinkomという名前のスーパーがありますが、中身はHome Idealと同じ中華系スーパーで、確かにビールとかは少し安いですが、だからここをわざわざ利用しようという風にはならないだろうなと。


Vc06人通りの少ない前庭に敷き詰められた色つきの砂利ですが、既にパラパラとはがれてきていて歩きづらい状態になりつつあります。恐らく雨期1回経過したら全部はがしてしまうのではないでしょうか。


こういう状況は決して笑い事ではなくて、ラオスで数多く出されているコンセッション事業の問題を表す一例であると言うことです。政府が土地の利用権を与え(個々の場合は50年間)、各種開発許認可を付与して行われる事業はこのところ特に数多く実施されていますが、国にとってはそれらの事業が収益を上げ、税、ロイヤルティの収入を得て初めて潤ってくる訳で、こういう筋の悪い事業をやらせても中国様の土建業者の儲け口になるだけ、実入りはない、出資してもリターンがない、さらに最終的には不良資産を突き返される、ということになるわけで。


もちろんちゃんと収益を上げている事業はありますが、特にこの種の大規模ビル事業はこれからもここのすぐ隣のWTCをはじめ短い期間にいくつもの開発物件の登場が予定されており、その一方で物流を中心としたインフラはまだこれから、というところですし、消費者はある程度成熟してくると中国色の強いショッピングセンター(ブランドも本物より偽物が多いと市民も思っている)よりは当然のようにノンカイやウドンタニを目指す、ということになりますし、そもそもブランドショップ(と言っていいのか微妙な店も多いですが)中心の建物が幾つも建ったとして、ラオス人も外国人も立ち寄らないだろうなと。構造的なところをどうにかしないと、のはずなんですが。国情的な問題もあるようですしね。




posted by BBR at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ラオスのベタな休日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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