2014年09月14日

ラオス黒米焼酎

最近、ビエンチャンの日本食店、独立系のミニマートの一部やHome Idealなどのマーケットに出回っているのが、「ラオス黒米焼酎」と名付けられた商品。日本のNGOクワトロというところが特にラオス南部の一村一品運動の一環として支援して、いわゆるラオラーオとは異なる、国外へ持って行っても勝負できる商品を、というコンセプトで作られたお酒です。



Laokurogomeビエンチャンで販売されているのは、←(自分で手持ち撮りなものでちょっとブレてますが)の1合ボトル(ラオスの普通のコンビニで売られているラオラーオの小さい瓶に対応するサイズ)と、一般的な4合瓶サイズのものとの2種類、価格は←こちらでKip37,000、4合瓶がKip110,000ということなので、明らかにラオラーオとは違う世界の設定になっています。



ラオス産の黒米を用い、「焼酎」を名乗っているのですから製法も米焼酎のそれを用いているのでしょうね(泡盛とも違って二次仕込みを工程に入れているのでしょうか)。黒米といいますが、当然ながらできた焼酎は無色透明です。



さて、お味はというと、香りは確かに米焼酎、ラオラーオのようなきつさは感じられません、で口当たり、喉越しはちょっと甘め。これって黒米の特性なんでしょうかね。普通の米焼酎にはあまりない味わいです。ラオラーオをイメージしていると肩すかしを食らうような上品な味、焼酎としてうまく売り出せれば良いですが、日本でも、となると価格も問題になってくるかも知れませんね。







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2011年05月18日

[ラム酒]Laodi(少し追記あり)

というわけで、帰ってきております。



ベタな休日篇はまた続きをやるとしまして、今回は久しぶりのラオス土産についてです。



ラオスで醸造しているお酒というと、ビアラオとラオラーオはまあ当たり前のようにあるものの、それ以外はないんかいな、ということなのですが、実はあります。



知ってる人は知っている、知らない人は知らないもの、それがラオスのラム酒であります。



ラオスといえばその気候から、サトウキビ栽培も容易にできそうなイメージはあると思うのですが、意外にそれを利用してどうこう、というのはなかったようです。実はこのラム酒、日本人の企業をリタイアした「おっちゃん」5人が中心となって、この地でサトウキビ畑と工場を造り、つい最近商品として世に出し始めた、というものです(黒糖焼酎の醸造も始めているらしい)。結構日本人がここで眠っているようなものに付加価値をつけている、というパターンはあって、木炭の工場を造って質のいいのはタイの焼鳥屋なんかでも使われている、というケースなどもあるみたいです。地域の雇用、現金収入の増加というところにつながっていけばいいですよね。



Laodi01 Laodi02 さて、そのラム酒(持って帰る途中で箱はかなりやばいことになっています。ボトルのラベルは国内仕様で、輸出用のはちょっと違います)、詳しいところはこちら のサイトに全てありますので参照いただくとして、ビエンチャン市内から13号南線を西に50km近く行ったナーソン村というところで(見学、現地での「試飲」もできるようなので、また「ベタな休日」にでも一度行ってみたいものです。工場の場所は確認しました。R13SのLAK47あたり、向かいにタピオカ工場の大きな看板があります)、自社農場で無農薬で育てたサトウキビの新鮮なジュースから醸造したアグリコールラム。世界中で作られているラム酒でも、このように作られているのはわずかに3%だそうで、日本では南大東島で作られているのが唯一というもの。普通、製糖副産物として製造されるのがラム酒、という位置づけなのですが、確かにこのラム酒、以前紹介したことのあるルリカケスとはかなり違います。



何というのでしょう。香り自体は薄目のエタノールにちょっと糖分感が、というものですが、一口含んだ瞬間、今まで経験したことのない、丸い甘さと僅かな酸味とググッとくる深い香りとスッキリした喉越し、本当にちょっと私の大したことのない酒の記憶からググッと抜けたところにあるお酒。凄いです。



このボトルは350mlの小さい方で、あと700mlのもあります。ビエンチャンのナンプの南にあるPhimphone Marketでは小が92000Kip、大が135000Kipという微妙な価格設定で売られていましたが、これが何故かワッタイの免税店に置いてあってそっちだと小瓶が$8。大瓶が$15と安い。ただビエンチャンからは直行で日本に持って帰れない(途中のセキュリティで没収される可能性大)ので、トランジットステイするときしか免税店では買えないんですよね。ちょっとその辺がややこしいところで。







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2010年11月20日

[黒糖焼酎]ろじゃな

先日洪水に見舞われた奄美の復興支援には黒糖焼酎を、というわけではなくて、黒糖焼酎なんですがちょっと違う話です。



Rojana01 いつもこのビール を買いに行く大阪市内某酒店の焼酎コーナーに、2列置きにされた見慣れない商品。紙パックには大きなヒラガナで「ろじゃな」とありますが...



黒糖焼酎の主原料は黒糖と米麹、それに土地の「いい水」。その米麹に用いられているのは主にタイ米でありまして、要は質のいい黒糖があって、酒造りに適した水と気象条件があれば、タイで安く黒糖焼酎ができるはず、というものなんですね。



ろじゃな(Rojana)とはタイ語で「繁栄」を意味する言葉で、バンコクに本社がある工業団地の運営会社の社名(この製品は、Rojana Distillery という会社が製造元になっています)です。アユタヤ、ラヨーン、そして中国の常州にサイトを保有しています。



Rojana02 この焼酎は、コラートの水を用い、カンチャナブリの黒糖とタイの米を材料に利用して作っているものでありまして、このような紙パックで輸入しています。タイにはかなりの数の日本料理店がありますが、そういうところでも消費されているのがこの商品。で、その一部が日本にも輸出されているというわけです。存在自体はだいぶ前から知っていましたが、現物が日本の商店で販売されているのを見たのは初めてでありました。



いつもと同様、ロックで味見。おや?意外に香りが少ない。口当たりはスッキリ、というかやや薄目。そこそこに黒糖焼酎らしい風味と喉越しはありますが、ちょっと浅めの熟成度の焼酎、という感じのする味です。決して悪くはないけれど、強い印象を受ける、というほどではないような。直前に「高倉」を呑んでいたあとの味見だったので余計にそう思ったのかも知れませんが。



ろじゃなには「南国焼酎」という長期熟成タイプの焼酎もあり、この紙パック版はお徳用扱い、ということなんでしょうか。しかし輸入されて入ってきた価格は必ずしも安いとは言えず、これなら奄美へ注文しても値段的には変わらんぞ、というのがちょっと微妙なところ。その辺りは何とかならないもんでしょうか。







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