2011年10月08日

[バンコクのベタな平日]Phaya Thai Express

なんだか2週間続けて日本にいると腰が落ち着かない気までしてくる今日この頃ですが、またしばらくすると「ベタな平日」がやってくるのでそれはまあそれとして。ちなみに来週はラオスはブン・オークパンサーとそれに続くボートレースで週の真ん中が賑やかなことになる(ということで役所関係とかは週半ばからは動いてない)状態になりますね。



Aprl01 さてさて、その辺はちょっと置いといて、最近バンコクに来てスワンナプームから電車に乗った人ならご存じでしょうが、こちら、何かと乗客数的に不振のExpress側のテコ入れに入っている、というところ。City Lineと証する各停路線は、運賃がそこそこ手頃なこともあってか、やはり近隣の人々の利用もそれなりに増えてきて、結構見ていて頑張ってる感が出てきたのですが、こちらの高速路線は数回乗りましたが見事にガラガラで、1両に2,3人しか乗ってないという状況。だいたい運賃片道150バーツで(2人で行くならタクシーの方が安い)、マッカサンまでは確かに速いけど駅から直結して乗り換えもビルへの接続もできず、地下鉄駅に隣接していると言っても電車に乗り継ぐには鞄を引きずって外に出て踏切を渡ってエスカレータを降りて荷物チェックを経て乗らなければならないという面倒くささ。さすがにそれではまずいというわけであります。



そこでまず運賃を片道90バーツ、往復(2週間有効)150バーツと40〜50%値下げ(と言ってもCity Lineの倍ほどするんですが)、それに行き先を地下鉄に一応接続するMakkasanに加えて、BTSに接続するPhaya Thai行きを追加。ちょっと本数も増やしました、ということです。



Apl01 Apl02 で、←こちらがスワンナプーム発の両路線の時刻表。両路線は別々に運行されていて(今の輸送密度から見て非効率ではないかと思うのだが)、Makkasan行きは6:36始発で約40分に1本、Phaya Thai行きは6:00始発で30分おきになります。確かにMakkasanだけの時は、空港からExpressを奮発しようかと思っても駅員に「次は32分後」とか言われてCity Lineを勧められたりすることもありましたが、行き先を問わなければ多少その辺は改善された、ということも言えなくはないか?でも根本的な解決とは言えないような気もしますけどね。あと、反対からの運行時間帯も基本的に同じですから、バンコク発の早朝便(7時台)に乗るにはちょっと使えませんね(早朝のタクシーはぼることが多いので、そういう時間帯に走らせて欲しいというのが正直なところなんですけど)



値段はともかく、駅を降りたところからをもうちょっと楽にしてもらえるとだいぶ印象も違うと思うのですが。





posted by BBR at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅と言えば写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月11日

[バンコクのベタな休日]メークローンの「傘たたみ市場」(その4)

前回 のつづきです)



Ml041_1 Ml040_2 エントリ3回分でようやく、メークローン駅に到着しました。列車を降りた観光客の多くは、プラットフォームを元来た方向に戻っていきます。そこに既に市場が復活しているから。しかも到着した列車は25分ほど遅れていましたので、定刻通り20分の停車時間で折り返すのかどうかはわからない、ということもありまして。私も乗降客で結構ごちゃごちゃしている駅を戻り、車も結構多い踏切を横切って市場に入っていきます。



Ml041 Ml043 するとそこは、既に列車の通過など何事でもなかったかのように、両側からひさしをかけられた商店街になっていました。その2人ほど並べばいっぱいなぐらいの広さのところに普通に買い物に来た人と、この場所を歩くためにやって来た観光客がかなりびっしりと通っています。ってそれだけの道幅、ということは、要するにレール幅しか通路がなくなっているということでありまして。



この右側の写真、真ん中辺りまでせり出してきている商品の陳列棚の横に片側のレールが通っているのがおわかりになることでしょう。客が歩いているのはまさにレールとレールの間。レールをはさんで客と店の人がやりとりをしている形になります。



Ml044 Ml045 ←こちらの写真の方が、その接近具合がわかりやすいかも知れません。しつこいようですが、写真の真ん中に2本あるのはレールです。ここをほんの数分前に列車が通っていたんです。右側の写真のように、地べたにシートだけ敷いて置いてある商品は、列車が通るときもそのままです。



で、こんな感じの「商店街」がずーっと数百mにわたってつづいているんですが、その半分かそこらまできたところで、それまで品物を並べたり、ナマズとかの魚をさばいたりしていた人達がゴソゴソと動き始めます。



Ml046 Ml047 当然ながらこの商店街状態では列車が通るとバキバキボコボコ状態になってしまいますので、沿線の商店が一斉にテントのひさしをたたむ(またこれは一瞬で畳めるような仕掛けになっている)のです。客はなるべくその邪魔にならないように脇へ逃げて、とかいう間もなく見事に列車が通れる幅だけがクリアになってる。さすがは「傘たたみ市場」。この間ほんの2、30秒。ほぼ線路が空いたのと同じタイミングでさっきの折り返しの列車が近づいてきます。



Ml048 Ml049 観光客としては、実際のところどのラインが列車の幅になるのかというのがよくわからないので、写真を撮ろうという位置が微妙にはみ出していたり、中には列車のスピードが遅いせいもあってか、結構目の前にまでやって来ても脇へ避けない人がいたりして、店のおっちゃんなんかがその辺りには微妙に目配りをしていて、事故のないようにケアしているみたいです。まあ列車を見ている方も、撮影の立ち位置には気をつけましょうね。本当に←このぐらいの感じで、すぐに手を触れられるぐらいの場所を通っていきますので。スピードはゆっくりですが、それでも列車は急に止まれませんし。




YouTube: Maeklong market



Ml050 Ml052 で、また←の状態に復帰するまで僅かに30秒ほど。しつこいですがこれ、線路上です。



こうしてみるとわかるとおり、商品の陳列台は下に車がついてまして、レールの所でストップするようになっています。基本的に(若干の例外は見かけましたが)、やはり通路はきっちり確保されてます。一応これらをセットバックさせるラインもちゃんとあるようでして、そこは毎日のこと、素速いものです。




Ml055 Ml054 基本的に生鮮食品が中心の店(野菜果物肉魚、特にここらも海に近いですから海産物系はなかなか充実しているようです。それに焼いたカエルなんかも並べられていたりしまして。写真ではピンと来づらいかも知れませんが、この手のが好きな向きには結構美味しそうだったりしたんですが)が並んでますので、我々がちょっとお土産目的で買い物するわけにはいかないのが残念な気もしますが、そこはまあ気にしない。ここはまあ、見て、食べて楽しむ場所ですね。ついでにこの商店街の両サイドにも店がずらーっと並んでいますので念のため。




Ml056_2 Ml057_2 さて、この路線はここで終点。線路はここで途切れ、その先にはなぜが台車の上にハリボテの新型車両のようなものが乗っかって留め置かれています。そのすぐ向こうは川で、ここもマハーチャイと同様の理由で架橋されていないのではないかと思われます(対岸にはまた渡し船が出ています)。実は両方とも架橋してもうちょっと線路の規格を上げてやれば、ホアヒンから南部方面へのバイパス路線にもなっていたかも知れないんですけどまあそういう需要もないんでしょうね。



Ml059Ml060 1日4往復しか走っていないということは、次の列車までは随分時間がある(15時台になるので、バンコク中心部に来たルートで戻ると夜になる)ということで、それをもたせてくれるほどにはこの町中にいろいろとあるわけではなさそう(少し足を伸ばせば水上マーケットなんかもあるようですが)だったので、軽くお昼を食べてバンコクに戻りました。戻る方法はいろいろとありますが、便利が良いのはバンコク直行のミニバス。



これも業者が複数あるようなんですが、私が乗ったのは、線路商店街を駅から戻って、それが切れてすぐの所で広い道を横切りますが、そこを出ていく方を向いて左、北側へ歩き、車が流れていく道を右へ分けて真っすぐ歩けばすぐの所から出ていたもの。高速利用でVictory Monumentそばのミニバスターミナルまで70バーツ。道が混んでいなければ1時間程度で着くようですが、この日は市内の高速に乗ったあとが混んでいて1時間半ほどかかりました。ま、この終点付近は本当に賑やかですね。





(この項終わり)








posted by BBR at 01:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅と言えば写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月08日

[バンコクのベタな休日]メークローンの「傘たたみ市場」(その3)

前回 からのつづきです)



相変わらずTG関空便は混んでますね。今回帰ってきたバンコク発深夜便も満席で、エコノミーはオーバーブッキングモードの様子。これは帰りはまともに眠れないか、と思っていたら、ゲートに降りてボーディングパスを見せると、おねいさんがそれを差し替えてくれるではありませんか。というわけで、ビジネスクラスをいただきました。眠かったので朝食はパスしてしまいましたが。



私もこういうパターンは初めてでしたが、どうやらオーバーブッキング時のビジネス差し替えには特段の基準があるわけではなく現場の裁量らしいですね。それでたまたま今回私は普通運賃で乗っていて、独りのビジネス客で、まあそこそこよく乗ってるマイレージ客でと、良い条件にはまってたみたいですね。まあそう何回もあるわけではないでしょうが。




Ml036 さて、エントリ2回分でようやく到着したバーンレーム駅、そのバーンレーム駅に約25分遅れでやってきたメークローン行きの汽車。ほぼ座席が埋まるぐらいの乗客を乗せて、別に慌てて発車するわけでもなく、のんびりとまた家の軒先をかすめるように走り出します。



まずは多少町の雰囲気を持つエリアを抜けていき、その後一気に田舎のエリアに入っていきます。やや海岸沿いの湿地帯に突入していく列車は、何とも田舎の、足下のちょっと弱そうな線路を、ちょっと昔の日本の非電化ローカル線を走っているような(って実際、海沿いじゃないですが、ちょっと昔の片町線の長尾から先なんかの雰囲気に近かったりしたんですよね)感じで走っていきます。



Ml037 Ml038 この辺りは海岸沿いの低地のため、耕作適地ではありません。一帯にまず広がっているのは養魚場とおぼしきゾーン。どうやらエビの養殖池がかなりひろがっているようです。



そしてもう一つ目立つのは上左の写真にある塩田。まだ雨期であるせいか、実際に塩が製造されているっぽい感じはほとんど見られないのですが、それでも地面に浮かんできている白い層に、なるほどこんな感じで採れるわけね、とイメージはさせてくれます。当然ながら非冷房車のため、窓を開けっ放しで走っているだけあって、風の当たる箇所には潮の香りがついてきますね。



Ml039 さてさて、そうこうするうちに約1時間。汽車は↑の写真の如く、ぼちぼちと町のエリアに再び入っていきます。工事中とおぼしき幹線道路の踏切を通過し、はっきりそれとわかるようにぐぐっと速度を落とした列車は、いよいよ終点メークローン手前の商店が建ち並ぶエリアに進入していきます。



これがまた、話には見て聞いて知っていても、実際来てみるとなかなか凄いのであります。レールのきわきわまで並べられたままの商品、列車の通るラインぎりぎりにたたまれた各店舗のひさし、手を振る店の人たち(中には汽車に触ってる人もいますけど)、そしてこれも列車の通過ラインいっぱいの所でカメラを構える結構な数の観光客、もう誰が誰かわからないぐらいのごった返し感がいいですね。



乗る人は、窓から顔や手やカメラを出してはいけません。何かにぶつかる可能性が非常に高いです。とはいえこの光景、撮っておきたいというのが人情というもの。窓のラインにカメラを構え、この市場に入りかけたばかりの所から駅に到着するところまで撮ってみました。その間約2分。




YouTube: Maeklong market

Ml040

こうしてようやくメークローン駅に到着。いきなりドンドコ乗り込んでくる乗客が印象的ですね。



さて、前回時刻表を写真で載せましたが、この駅に到着した列車は程なく折り返してバーンレームに戻っていきます。それに乗って帰ると同じ風景を見るだけになってしまうので、ここはやはり列車の外から、市場を通過する状況を見ておくべきですよね。



というわけで、まずは線路を歩いて戻っていきます。



(この項もう1回つづく)







posted by BBR at 08:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅と言えば写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする